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幹細胞バンクの価値

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幹細胞を保管する価値

なぜ、幹細胞を保管(バンキング)するのでしょう?

そもそも、幹細胞とは?

「幹細胞」は、特定の細胞に変身したり、変身前の状態で長期間に渡って自らを再生する能力を備えており、いわば組織や臓器に成長するもとになる細胞です。もし自分の細胞を使って、組織や臓器、器官の再生や機能の回復を行うことができれば、免疫的な拒絶反応や倫理上の問題なども克服できるでしょう。
現在、この幹細胞の働きを応用した、様々な疾患治療の臨床研究が行われており、その有効性が確認されています。幹細胞治療の発展はめざましく、ここ数年の進歩からも、今後ますます発展していくことは明らかです。

しかし、幹細胞を含むすべての細胞は老化します。

グラフ:幹細胞の採取年齢による細鉾数増加への影響幹細胞は加齢に伴い、その組織再生能力、細胞の能力、そして、幹細胞の数までもが減退することが証明されています。
右のグラフは、細胞採取年齢による細胞増加の変化を表したものですが、53歳と58歳の方から採取した幹細胞は、培養7日目を境に増加数の伸びが低迷しています。
しかし、20歳と39歳の方から採取した幹細胞は7日目を境に急激な増加が始まり、13日後には50歳代の幹細胞数の倍の量にまで増えています。年齢とともに細胞も老化し、培養時の増加数にも影響がでているのです。
このように幹細胞が損傷・老化すると、がんが発生したり、老化症状や機能障害など、体調に様々な影響がでてきます。

つまり、将来必要になってから…では遅いかもしれません。

上記のグラフから分かるとおり、将来、幹細胞が必要となったとき、その細胞は能力の一部を失っているため、より若い時期に細胞を確保しておく方が良いといえます。
また、健康を損ねた際に脂肪を採取(脂肪吸引)するのは身体への負担が大きく、採取も困難になりますので、若く健康な時にこそ、幹細胞を採取・保管しておく必要があるのです。
なお、現在の研究によると採取後30年は安全に保管出来ることが証明されています。

若い頃の健康な幹細胞を保管するメリット

  • 若い幹細胞の能力を損なうことなく保存できるため、将来、より効果的な幹細胞治療を受けられる可能性が広がる
  • 1度の脂肪吸引処置で、細胞を使用した多彩な用途に使用可能
  • 身体が健康な状態のときに細胞を保管でき、健康を損ねたときに使用可能

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再生医療と幹細胞

幹細胞が担う、再生医療の無限の可能性

「再生医療」とは事故や病気によって失われた身体の細胞、組織、器官の再生や機能の回復を目的とした医療です。再生医療にはいくつかの種類があります。その一つが「幹細胞移植」です。
近年、培養技術・分子細胞学・生体組織工学・遺伝子工学の発達とともに幹細胞の研究が盛んになり、幹細胞を応用した再生医療は今、国家プロジェクトとしても注目を集めています。
すでに様々な難病の治療が行われ、現在も臨床研究が進められています。


そもそも「幹細胞」は、特定の細胞に変身したり、変身前の状態で長期間に渡って自らを再生する能力を備えており、いわば組織や臓器に成長するもとになる細胞です。もし自分の細胞を使って、組織や臓器、器官の再生や機能の回復を行うことができれば、免疫的な拒絶反応や倫理上の問題なども克服できるでしょう。再生医療は、私たちが本来持っている自己再生能力を最大限に活用できる、無限の可能性を秘めた医療といえるのです。

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体性幹細胞を応用した再生医療の現状

近年、培養技術・分子細胞学・生体組織工学・遺伝子工学の発展とともに、幹細胞を応用した再生医療の研究が世界中で盛んに行われています。日本でも、政府による研究拠点づくりが進められるなど、次世代医療の本命として、国家的規模で注目を集めています。

また、臨床現場での症例など、幹細胞を特定の細胞まで成長させ、組織や臓器の一部を補う治療や基礎研究は確実にその成果が上がってきています。

※参考:日本経済新聞2007年10月1日他

治療対象の病気
再生・修復する
組織・器官
採取する
細胞
実施または計画中の
主な施設
治療方法
心筋梗塞
などの
心臓病
心筋や心臓の血管 骨髄 国立循環器病センター、大阪大 骨格筋線維芽細胞と骨髄単核球細胞移植による心筋、血管再生
血液 神戸市立中央市民病院など 血液から血管内皮細胞を採取し血行の低下した心臓の筋肉に注射
心筋 足の筋肉 大阪大 太ももの筋肉から心筋に育つ幹細胞を採取・培養して作った心筋シートを左心室に貼る
足の
血行障害
血管 血液 神戸市立中央市民病院など 血液から採取した血管内皮前駆細胞を患部に注射
骨髄 信州大、自治医大、日本医大、山口大など 骨髄から血管内皮前駆細胞を採取し患部に注射
乳房再建 脂肪や血管 脂肪 九州中央病院 脂肪細胞から、幹細胞分離システムを用いて抽出した脂肪組織由来幹細胞を注入脂肪と混合、患部に注入
脳梗塞 神経 骨髄 国立循環器病センター 自己骨髄細胞を採取し、骨髄単核細胞を静脈内へ投与し神経機能を回復
脊髄損傷 脊髄 鼻の粘膜 大阪大 神経細胞の成長を促す鼻粘膜組織を採取し、脊髄損傷の患部に直接移植する
骨の壊死 骨髄 京都大 体外培養にて増殖させた自己骨髄間葉系幹細胞と人工骨材料の移植を併用することで壊死骨の再生を図る
目の損傷 角膜 角膜や口の粘膜 東京歯科位台、東北大、京都府立医大 採取した幹細胞からシートを作り、目の表面に移植
スペシャルインタビュー幹細胞バンク
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幹細胞の種類

ヒトの胚由来、ヒトの体由来の2種類

幹細胞には、ヒトの胚(受精卵)から採取する胚性幹細胞(ES細胞)と、ヒトの組織に含まれる体性幹細胞があり、当院でバンキングを行っている「脂肪組織由来幹細胞」は、「体性幹細胞」の一種です。

胚性幹細胞
 
体性幹細胞
  • 受精卵が受精して胎児になるまでの状態にある胚(受精後5~6日目)から採取する幹細胞です。
  • 身体のどのような細胞にも変身できる性質を持っているため多能性幹細胞(ES細胞)とも呼ばれています。
  • ES細胞は、培養によって無限に増殖させることが可能です。
  • ヒト胚性幹細胞の樹立や使用に関して生命倫理上の課題も残されています。
  • ヒトの体の組織の中から採取する分化する前の状態の細胞です。
  • 骨髄や血液、目の角膜や網膜、肝臓、皮膚などで確認されており、それぞれの組織に成長する基の細胞です。
  • 骨髄幹細胞、造血幹細胞、間葉系幹細胞などが知られています。
  • 他人の受精卵から採取するES細胞に比べ、拒否反応が起きる可能性が極めて低いと言われています。
胚性幹細胞
成体幹細胞 MAIL
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脂肪組織由来幹細胞とは?

「脂肪組織由来幹細胞(Adipose tissue Derived Regenerative Cells : ADRC)」とは、2001年米国サイトリ・セラピューティクス社(Cytori Therapeutics)の創始者である Dr.MarkHedrick(マーク・ヘドリック博士)によって発見された皮下脂肪組織に存在する体性幹細胞の一種です。この発見は再生医療の発展に大きな可能性を示唆するものでした。自分の脂肪組織から幹細胞を抽出して行う脂肪組織由来幹細胞移植は、現在世界中で注目を集め、その技術が臨床応用され始めています。

脂肪組織由来幹細胞移植術の臨床試験状況(2010年2月現在)

臨床研究 前臨床研究
  • 頭蓋冠損傷
  • 顎顔面再建
  • 豊胸
  • 心筋梗塞
  • 肝不全
  • クローン病
  • 創傷治癒
  • 顔の若返り
  • 気管修復
  • 乳房再建
  • 慢性心筋虚血
  • 糖尿病
  • 尿失禁
  • 移植片対宿主病
  • パーキンソン病
  • 角膜修復
  • 歯周病
  • 肺疾患
  • 脊髄損傷
  • 勃起障害
  • 関節炎
  • 腱損傷
  • 急性放射線症候群
  • 脊椎固定
  • 虚血性&出血性脳卒中
  • 嗅上皮修復
  • 声帯修復
  • 椎間板修復
  • 腎臓病
  • 骨格筋損傷
  • 末梢血管疾患
  • 多発性硬化症
  • 潰瘍性大腸炎
  • 膀胱再建

医薬品や治療法の有効性・安全性を評価する試験は、前臨床研究(非臨床研究)と、臨床研究に大別されます。
前臨床研究とは、医薬品の研究開発や新しい治療法の研究において、動物を用いた薬効薬理作用や生体内での動態、有害な作用などを調べる試験をいいます。
前臨床研究の結果、有効性が期待でき、安全性にも問題がないと考えられた場合にヒトで行うのが臨床試験です。
非臨床試験は,有効性と安全性を評価・証明するための科学的データを提供するものであり、臨床試験へと進むために必要であるとともに、臨床における有効性と安全性を裏づけるために重要とされています。
以前は前臨床試験とも呼ばれましたが、臨床試験開始後にも行われることから非臨床試験とも呼ばれます。
(出典:社団法人日本薬学会)

今後ますます期待の高まる「脂肪組織由来幹細胞」

これまで、ヒトの胚を使ったES細胞や臍帯血・皮膚などから作製したiPS細胞による研究が進められてきましたが、作製効率の悪さや倫理的問題から、活発な臨床研究が行われている状況とは言い難いものでした。そのような状況の中、2010年2月に米国研究機関や京都大学の共同研究により、脂肪由来の幹細胞を使ったiPS細胞(新型万能細胞)の作製が成功するなど、「脂肪由来」の幹細胞へ注目が集まっています。
今後、ますます活性化する脂肪組織由来幹細胞の研究により、さらなる治療範囲の拡大が期待できるかもしれません。

セリューションシステムについて

細胞保管専用のセリューションシステムを導入

すでに当院では、美容外科領域では世界初となる、脂肪組織から幹細胞を抽出する「セリューションシステム」を導入しており、豊胸術・アンチエイジング目的の施術で使用していますが、幹細胞バンク開設にあたり、細胞保管専用の「セリューション®900/MBシステム」を導入いたしました。
セリューションシステムは、脂肪組織由来幹細胞を発見したDr.Mark Hedrick(マーク・ヘドリック博士)が設立したサイトリ・セラピューティクス社により開発されたもので、脂肪組織の洗浄と細胞分離をオートマティックに行い、質・量ともに高精度に、短時間に幹細胞を抽出できます。


セリューションシステムによる脂肪組織由来幹細胞移植の導入事例としては、2006年に形成外科領域で九州大学病院別府先進医療センターのほか、杉町圭蔵医師(九州大学医学部名誉教授、遠賀中間医師会 おんが病院 おかがき病院統括院長)の下、乳房再建を目的とした臨床試験が実施されており、聖心美容クリニック 鎌倉統括院長(再生医療センター長)はプロジェクトメンバーとして参画しています。

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セリューションシステムの安全性

1.CEマーク取得

2006年1月24日、CEマーク取得(皮下脂肪組織からの幹細胞抽出機器として初めて)。

※CEマークとは : EU地域で販売される指定製品に貼付を義務付けられている安全性マーク。欧州共同体閣僚理事会から指令が出され、その指令が示す安全性規制に適合した製品のみ貼付可能。

2.全自動システムによる安全性

セリューションシステムは、全自動システムにより、幹細胞抽出過程において人手での作業を極力排除することが可能となり、確かな安全性が確保されます。

3.フロスト&サリバン賞受賞

2008年、セリューションシステムの開発企業であるサイトリ・セラピューティクス社(Cytori Therapeutics, Inc)は、その技術に対して北米再生医療技術革新賞および米国医療機器業界革新&進歩賞を授与されました。

4.ISO9001・ISO13485認証取得

セリューションシステムは、ISO9001およびISO13485を取得している工場で製造されています。

セリューションシステムの現状

現在、イタリア・スペイン・日本などの国々でセリューションシステムを用いた臨床応用実績があります。


◆プロジェクト一覧例

プロジェクト名
病院
RestoreⅠ
Breast Reconstruction
乳房再建術
日本 ・九州中央病院
・九州大学病院別府先進医療センター
APOLLO
Acute Myocadial Infraction
急性心筋梗塞
オランダ
スペイン
・Erasmus University Thorax Centrum,
・Erasmus Medical Center, Rotterdam, Netherlands
・Hospital G.U. Gregorio Marañòn, Madrid, Spain
PRECISE
Chronic Heart Disease
慢性虚血性疾患
スペイン ・Hospital G.U. Gregorio Marañòn, Madrid, Spain
Restore Ⅱ
Lumpectomy reconstrcution
乳腺切除再建
フランス
イタリア
スペイン
オランダ
イギリス
ドイツ
・Centre Léon-Bérard, Lyon, France
(Lead Center)
・University of Florence, Florence, Italy
・Ivo Fundacion Instituto
Valenciano Oncologia, Valencia, Spain;
・The Netherlands Cancer Institute, Amsterdam, The Netherlands
・Hospital G.U. Gregorio Marañòn in Madrid Spain
美容医療目的 乳房再建
アンチエイジング医療目的
豊胸術等
日本 聖心美容クリニック
Cosmetic Surgery Seishin
Venus
Breast Reconstruction
乳房再建
イタリア ・Azienda Ospedaliera di Verona, Verona, Italy

日本におけるセリューションシステム 現状について

1.乳房再建術

乳がん切除後の患者に対しての乳房再建術として臨床応用を実施しています。初症例は2006年5月。グループメンバーに聖心美容クリニック 統括院長 鎌倉達郎が参画しています。
【実施主体】
杉町 圭蔵氏 (九州大学名誉教授、遠賀中間医師会 おんが病院 おかがき病院 統括院長)
北村 薫氏   (九州中央病院副院長)


2.美容医療目的(豊胸術・若返り術)

2007年11月、豊胸目的での脂肪組織由来幹細胞移植が世界で初めて、聖心美容外科において実施されました。2011年8月までにサイトリ社との共同臨床応用を含む420症例が実施されています。また、しわやくぼみなどの加齢症状改善を目的とした若返り・アンチエイジング術の共同臨床応用も進行中です。

幹細胞の中でもES細胞、iPS細胞が注目されていますが、「脂肪組織由来幹細胞」の優位性は?

施術費用

施術費用詳しくは施術費用ページでご覧いただけます。
安心価格で患者様にご提供いたします。

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