

高精度幹細胞抽出機器「セリューション™システム」の開発企業、米国「サイトリ・セラピューティクス社(サンディエゴ市/CEO クリストファー J カルフーン)」が、アメリカ医療業界では最も名誉ある賞として名高い「フロスト & サリバン賞(Frost & Sullivan Awords/Innovation of the Year 2008」を2部門において同時受賞しました。

聖心再生医療センター開設にあたり、ホテル マンダリンオリエンタル東京(東京都中央区)で記者発表会を開催しました。

聖心美容外科(統括院長 鎌倉達郎)は聖心美容外科 東京院内に「聖心再生医療センター」を開設し、 2007年11月6日(火)美容医療領域では世界初となるセリューションTMシステム (高精度で脂肪組織から幹細胞を抽出する医療機器)を用いた脂肪組織由来幹細胞移植による豊胸手術の第一例目を、 同センターにて実施いたしました。
今後、聖心再生医療センターでは、米国バイオベンチャー企業 サイトリ・セラピューティクス社と 同社製セリューションTMシステムを用いた、豊胸術分野における脂肪組織由来幹細胞による 組織増大術の共同臨床応用研究の実施を20例予定しています。
脂肪組織由来幹細胞の移植による豊胸術は、従来の豊胸術の問題点を全て解決する技術であり、 特に通常の脂肪注入法と比較した場合、その大半が体内に吸収され、 約30~50%の生着率、石灰化やしこり形成・脂肪壊死を起こす可能性があるのに対し、 脂肪組織由来幹細胞移植の場合、移植された脂肪の約80~90%が生着し、 長くとどまることが期待されています。また、セリューションTMシステムの使用により、 人手による幹細胞抽出に比べ、常に一定の安定した精度で抽出を行うことが可能となり、 短時間で良質な幹細胞濃縮液を精製することができます。
聖心美容外科 聖心再生医療センターでは当技術の導入を機に、
乳癌患者の乳房再建目的におけるセリューションTMシステムを用いた脂肪組織由来幹細胞移植の
パイオニアである九州大学名誉教授 杉町圭蔵医師グループとの協力体制のもと、
乳房再建術への応用・美容医療分野への応用(豊胸術)による本技術の提供や普及体制の拡充を図ってまいります。
その背景には、日本における乳癌の罹患数の増加とそれによる乳房温存手術の増加があります。
女性にとって乳房の形状を失うということは多大なストレスであり、精神的苦痛を伴います。
乳癌切除により乳房を失ったことの精神的苦痛を少しでも軽減することにより、患者様に
「生きる喜び」を提供することは、聖心美容外科の診療方針である「美容医療の提供によるQOLの向上」と
同一の意義を持ちます。また、今後はこの脂肪組織由来幹細胞移植技術を核に再生医療技術を臨床応用し、
自己組織・自己の力によるアンチエイジング医療の確立を目指していきます。